【レビュー】「夢をかなえるゾウ1」今の自分を変えたい人にオススメ！その3つの理由

自己啓発本として名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

この本の主人公は、夢をなくした平凡な会社員。

実業家のパーティーに参加して敗北感を味わい、「成功したい」という思いを抱きます。

その後現れた、ガネーシャというゾウの神様の教えを実行して成功に近づいていく、という物語です。

本の概要

本の紹介

2007年に「夢をかなえるゾウ1」が刊行され、200万部を突破。

その後、第2弾～第4弾まで発売され、累計400万部を突破しています。

作者「水野敬也」について

日本の作家。「夢をかなえるゾウ」シリーズが有名ですが、それ以外にも処女作「ウケる技術」（20万部越えのベストセラー）、「人生はニャンとかなる！」（2014年度全書籍売上2位）などを製作。

今の自分を変えたい人におススメ！その3つの理由

”やりたいことを続ける方法”を知ることができる

この本では、ガネーシャの出す課題を通して、成功に近づくための毎日の心がけを知ることができます。

例えば、「求人情報をみる」という課題にて。

でっかい仕事残すやつらって、みんなそんなんやねんで。

小学生気分でワクワクしながらする作業をそのまま仕事にしてしまいよる。

だからずっと集中できるし、楽しいし、それってハタから見たら、えらい頑張ってるように見えるかもわからんけど、全然ちゃうねん。

夢をかなえるゾウ1　著：水野敬也

成功したいのなら、自分が本当にワクワクできて、自分の力を一番発揮できる仕事をみつけるべきなんです。

そうすれば後は、夢中でやるだけ。ワクワクできることなら、続かずに悩むことはないですよね。

このようなガネーシャの教えは、全部で29個出てきます。

“行動すること”ができるようになる

ネット上でおすすめされていた本を読んで、「よし、やるぞ！」と意気込んだ経験はありませんか？

「行動」するためにはどうしたらいいか。

「決めたことを続けるための環境を作る」というガネーシャの課題にて。

家に帰ってなんとなくテレビをつけ、なんとなく過ごしてしまう時間ってありますよね。

それをやめようと決めた主人公は、テレビをつけずに本を読むことにしました。

その時ガネーシャは、テレビのコンセントを抜き、こういいます。

ええか？ワシがいいたいのはな、自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、

そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。

ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで。

夢をかなえるゾウ1　著：水野敬也

人間は「意識」を変えることはできないそうです。

本気で変わりたいのなら、「意識」を変えるのではなく、

「具体的な何か」を変えなければ、変わることはできません。

”やりたいことを見つけるための方法”を知ることができる

現状を打破したい、でも何をしていいかわからないという方。

ガネーシャによれば、やりたいことを見つけるためには、「考えてはいけません」。『体感すること』です。

「やらずに後悔していることを今日から始める」というガネーシャの課題にて。

「そや。実際にやってみて、全身で感じる。それ以外の方法で『やりたいこと』なんて見つからへん。

絶対見つからへんで。

せやから、『やりたいことが分からない』って言うてるやつの九九パーセントは『何もやっとれへん』やつなんや」

夢をかなえるゾウ1　著：水野敬也

子どもは、あれこれやってみて、「楽しいなあ」「つまらないなあ」と判断します。

やる前に「これ、楽しいかな？」と考えたりしません。

まとめ

平凡な主人公の「ダメな考え方」が自分に重なり、ハッとさせられます。

そんな、どこにでもいる平凡な人の意識を変えてくれる本です。